黒影
ダントンがさ、マクシムに
「なぜだか、お前は幸せを遠ざける」
って言い放つ台詞があるんだけど
それ凄いわかっちゃう気がするんだよね
もはや誰も知らない東京とかに行って
一目惚れした人と一緒に暮らしてみたりとかいう、そんな漫画みたいなことが起きるわけないか
根本が乙女なので、夢見ることをやめられないし、とにかく「鼓動」に判断を委ねているタイプなので、ドキドキしなければそこで試合終了。
ときめかせてくれるものがなによりも好き。
安心とか、安定とか、どうでもいい。そんな感情知らないし、今は求めてない。
欲しいのは背徳感だし、人に迷惑かけなければ小さな禁忌を積み重ねたい。
それが一番、生きてることを実感できる。
でも、
好きな人とは絶対幸せになれない
めちゃくちゃ難しいなーーー
どうして好きと幸せが両立できないんだろう
私が幸せを怖がっちゃうからかな
本気で人を好きになる感覚がわかるから、その感覚にならなければ、そんな感情は嘘だし
嘘つきたくないし
あぁ今年は絶対、秋の夜風を感じてもきっと何も思い出さなくて
でも風化はさせないから私が覚えておくしかないのだ
覚えておくことが1番の復讐
東京行っちゃおうかな
誰にも引き止められないだろうし
私の部屋が空いて好都合だし
こんなはずじゃなかった